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菌(くさびら)神社


先日, 機会がありずっと気になっていた滋賀県栗東市にある菌神社に参拝してきました。

「菌」はきんではなくくさびらと読むそうです。

ぱっと調べたところ菌(くさびら)は「草枚」や「草片」とも書きキノコの古称とのことでした。ただし木に寄生するシイタケ等は「木の子」と区別するらしいので, 地面から生えている(ように見えた)マツタケ等を「くさびら」と呼んだのでしょうか?

神社に掲げられた案内板曰く, 「西暦100年代に(大飢饉の際に?)竹田折命が料田に田植えをしようとしたところ一夜にして菌(くさびら)が一面に生え, これを聞いたお上から竹田折命は菌田連(くさびらたのむらじ)の姓を賜った」とのことで, 初め(西暦637年)は「口挟比良」, 室町時代には「草平」, 明治になり「菌」になったようです。

境内にはキノコ型の置物?もあり, 私は時間の都合上, 御朱印までは確認できませんでしたが, 近くの伊砂砂神社でキノコのイラストの入った御朱印をいただけるとのことで次の機会にはぜひ自分の目で確認してみたいと思います。

日本唯一のキノコを祭った神社とのことですが, 京都の曼殊院には研究開発のために死滅した菌のための「菌塚」があるらしいとのことで, こちらも何かの機会にはと考えております。


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